環境問題を解決したいコンサルタントの日記

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天然モノのウナギはますます贅沢品になり、養殖モノは研究結果次第で価格安定に?

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とても美味しい鰻ですが、実は国産とはいえ、その9割以上が養殖ということをご存知でしたか?

養殖なのになぜ高いのか?安くなることはないのか?という疑問について気になったので調べてみました

 

 

1.天然の稚魚を獲って養殖するため価格変動し易い

養殖はウナギの稚魚であるシラスウナギを漁で捕まえて、養殖池に入れるところから始まります
つまり養殖といっても天然モノなので、下記グラフのように好不漁の波が激しく、傾向として獲れる量は減少していることがわかります(下記グラフ赤線参照)
当然ですが獲れる量が変動すれば、価格も変動しますよね
傾向として減少しているということは、ますます贅沢品になってしまうのでしょうか

 

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出所:水産省「ニホンウナギ稚魚国内採捕量の推移(エクセルデータ)」より作成

 

2.完全養殖実験は成功したが安定供給には至らず

2010年4月8日に独立行政法人水産総合研究センターがウナギの完全養殖実験に成功したと発表しました
これはつまり、漁によって天然の稚魚を獲るのではなく、卵からの養殖が技術的に確立したということです

しかしその後、2014年2月には「安定大量生産への道が見えてきた」とのニュースがリリースされましたが、プレスリリースは2015年からまったく更新されていないようです

ウナギは育つスピードが他の魚よりも遅いことや、なによりウナギの生態があまり良く分かっていないことが一番のネックになっているのかもしれませんね

 

3.生育環境の変化により今後天然の稚魚が減少?

完全養殖による安定大量生産に時間がかかっている以上、現状は従来のように天然の稚魚を捕まえて養殖するしかありません
その上、地球温暖化などによって海洋環境が変化したり、水質汚染外来種増加などによって河川環境が変化したりすると、ニホンウナギにとって住みにくい環境になってしまいます
これらが人間活動に伴う弊害というのがなんとも自業自得というか・・・

 

4.最後に

結論としては、完全養殖による安定供給が実現すれば価格は安定すると考えられますが、人間活動による生育環境の変化によって天然のニホンウナギは将来食べられなくなるかもしれないということです

うな重=贅沢品という関係はまだまだ続きそうです・・・

 

ここまで読んで下さり、ありがとうございました

 

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