プロフィールに「元非常勤講師」と書いてますが、ちょうど5年前は大学院の非常勤講師として初めての学期を終えた頃でした
その時のことを書くとともに、今後の教育に関して言いたいことを2つほど書きたいと思います
※こんな人に特に読んでほしい！
・教育者、または教育に関する仕事に従事している人
・子を持つ親など、今後の教育について興味がある人
1.非常勤講師として働いてたときのこと
大学院といってもたくさんありますが、都内にある頭のいい人ばかりが通う有名大学で講師をしておりました
ご縁あって結果的に4年間勤めることになりました
しかも、事業会社で働きながら兼業でやってたんですよねー、定時で会社を出てタクシーで大学に向かうなんてこともあり、本当に大変でした
なにを教えてたかというと、そう！ブログの名前にも入っている「環境問題」についてです
実は私専門家なんですよー！ブログの内容からは想像できないかもしれないので意外でした？(笑)
私のような若輩者が非常勤講師など務まるのかと自問自答の日々でしたが、授業後も話し掛けてくれたり、分かりやすかったと評価してくれたりと、とても有意義な経験をさせてもらいました
まさに5年前は生徒の成績をつけている時だったなぁー
知識を教授することはもちろんですが、生徒からもたくさんのことを教わり、相互に高め合うことができたかけがえのない時間でした
2.そんな私がいま言いたいこと
以下の二つを声を大にして言いたいのです
・教育者の素行が更に問われる時代になっている
日大の問題しかり、今やあらゆる不祥事が原因で教育者がニュースに取り沙汰されています
短い時間でしたが教育者であった私にとって、これらのことはなんて恥ずべきことなんだと怒りすら沸いてきます
少子化によって日本の子供たちの数が減少するなか、未来を担う子供たちにはより高い意識とバックアップのもと、教育していかなければなりません
少なくとも、教育者が生徒である子供たちの意欲を削ぐようなことをしてはならないのです
「こんな先生から教わりたくない」なんて絶対に思われてはいけません
世間一般に認知された常識、もっと言えば法律すら守れない／守る自信がないのならば、教育者などになるな！と言いたいです
・教育者のモチベーションも上げなければならない
とはいえ、教育者もまた人間です
多種多様な教育者がいることは良い面もありますが、育ってきた環境や現在の環境などが影響して、不平・不満が噴出することがあるのも確かだと思います
その不平・不満を不祥事へとつなげてしまうのはもちろんいけないことですが、そもそもの不平・不満を取り除いていくのも大事なことだと思います
例えば、私がやっていた非常勤講師という仕事も実情は大変厳しく、不平・不満が出やすい職業です
授業1コマあたりの給料単価はかなり低く、いくつか掛け持ちしてもこれだけで食べていくのは困難であり、常勤講師との差は歴然です
そもそも博士号を取ったような優秀な人材が、非常勤講師にもなれず、バイトなどをして過ごすといった「高学歴ワーキングプア」と呼ばれる人たちもいるので、良い経験と経歴ができた分、私はまだ恵まれていた方だったと思います
一方で常勤講師側にも不平・不満が噴出しがちだと思います
委員会への参加や研究費の取得、論文の量産など、こなさなければならないことがたくさんあります
そこで私が言いたいのは、非常勤講師を優遇し、教育だけに特化した専門職の数を増やすといったことです(教育だけを行うような常勤講師がいてもいいかもしれません)
非常勤講師をやってみたいなと思わせるような体制を整え、外部の風をより多く取り入れようとすることは、結果として教育全体の質を上げ、少子化においても日本を支える優秀な人材を生む土壌づくりに繋がるのではと思っています
もちろん、単に非常勤講師を増やすだけではダメで、精査も必要ですが、現状を問題視し、解決しようとする動きが出てくればいいなと思っています
3.最後に
偉そうなことを書いてしまい、ご批判やご意見もあると思います
言葉足らずでご不快な思いをされたら申し訳ありません
私はより良い教育が行われ、未来の子供たちのために役に立ちたいと心から願っているという点だけでも汲み取っていただけたら嬉しいです
乱文失礼しました
上記について、なにかご意見ございましたらコメント等お願いいたします！
ここまで読んでくださりありがとうございました！
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