先日ふと外食しようと思い立ち、22時半くらいに、ちょうど目に入ったバーミヤンへ行きました。バーミヤン自体かなり久しぶりに行ったのですが、料理を食べ終えて会計後にレシートを見てびっくり!
なんと深夜料金が10%分上乗せされていたのです。
そんなこと入店するときに一言も言われませんでした。
メニューかどこかに注意書きされていたのかもしれませんが、周知不足では?と思ってしまいました。
1.ホームページには小さく書いてあるだけ
上述した通り、深夜料金として10%かかるというのは知らなかったので、とりあえずバーミヤンのホームページを見てみました。
うん、なるほど。下記の文言が小さい字でちょこっと書いてあるだけ。
※夜10時以降にご来店のお客様には、深夜料金として10%加算させていただきます。
(引用:バーミヤン公式HPより)
店内やメニューにも同じ文言が書いてあったのかもしれませんが、同じように小さい字でちょこっと書いてあっただけなのではと思ってしまいます。
22時以降に入店する客に対しては、一言周知があってもいいように思いました。
2.じつはファミレスの多くが深夜料金を導入
深夜料金がかかるのは、バーミヤンだけなのか気になり、ほかのファミレスも調べてみました。
結果は、バーミヤンやガスト、ジョナサンを含む「すかいらーくグループ」はもちろん、サイゼリヤやロイヤルホストなど多くのファミレスで22時以降10%が加算される深夜料金制度が導入されていました。
これについては正直まったく知りませんでした。
3.なぜ深夜料金をとるのか
ファミレスが深夜料金をとる理由は、おそらく「働き手の確保」と「利益の確保」だと思います。
これには外食産業が抱える、以下のような問題が絡んでいるのだろうと思います。
・労働基準法によって22時以降の従業員給与が割増賃金となること
・少子高齢化により、働き手となる人材の確保が難しくなっていること
・消費増税による消費意欲の減少により、売上が減る可能性があること
働いてくれる人がなかなか見つからない、時間外労働で割増賃金を払わなくてはいけないとといった状況で経費がかさみ、また、そもそも消費増税で売上が減る可能性があるという状況ならば、たしかにしょうがないのかなーとも思いますが・・・
4.結局のところ企業努力不足ではないか
状況はわかりましたが、よく考えてみると遅くまで開いているファストフード店やラーメン屋は深夜料金を取らないですよね?
深夜料金をとらない外食店がある以上、働き手と利益を確保するために、客に負担を求めるのはいかがなものかと思ってしまうのは私だけでしょうか。
ファミレス文化がスタートするきっかけとなったのは「ハンバーグ」だそうです。
たしかにどのファミレスにもハンバーグがありますし、みんな注文しているイメージがありますよね。
でも私は「ハンバーグが食べたいからファミレス行かなくちゃ!」とは思いません。同じようにパスタが食べたいからファミレス!とも思いません。
どの店舗で食べても同じ味が提供されるのはとても良いことだと思いますが、なぜでしょうね。
こういったところに企業努力の余地がまだあるのでは?と感じてしまいます。
ファミレスがつぶれてしまうのは悲しいので、ぜひとも頑張ってもらいたいですね!企業努力をして、売上を上げ、客から深夜料金をとる制度を廃止してくださいという意味でもありますけど(笑)
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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