顧客から期待以上の成果を求められるとき、その課題や問題の難易度はとても高く、業務量も膨大となる場合が多くあります
そのような状況においても諦めずに最後まで仕事をやり抜くためにはどうすればよいか、コンサルタントが実践しているマインドセットを紹介します
1.自分が置かれた状況を正しく認識すること
終わるはずのない業務量を顧客から頼まれる、明らかに自分の領域ではないことを上司から頼まれる、そのような経験がある人も少なくないと思います
「なぜ私がこんなことをしなくてはならないのか」とまで考えてしまいますよね
しかし、頼まれた以上「やれません」と言うことは出来ません
自分がいまこんな状況になっているのはなにか意味があるのだと認識することが重要だと思います
このように思考が切り替わると、頼まれた仕事に対する考え方も変わってきます
「やれない」⇒「終わらせるにはどうすればよいか」と考えるようになります
例として私がよくやるのは、頼まれた仕事を自分で整理して答えとなる領域をあらかじめ相談したり、スケジュールを立てて出来上がった内容ごとに細かくチェックしてもらったりといった方法があります
頼まれた以上、後ろ向きに考えるのではなく、期待以上の成果を上げてやろう!と考えてはいかがでしょうか
2.自分が期待されていることに自信を持つ
顧客、上司、部下などが考えている自分への期待度と、自分自身がそれに応えようとする能力にギャップが生じると、「自分にはこんな難しい仕事はできない」と考えてしまうことがあります
このような考え方は自分自身の手で成長する機会を奪っていることになります
こんなときに考えるべきなのは、「自分自身の強みとは何か、また何が足りないのか」ということです
自分には必ずなにか強みがあり、また弱みもあります
どんなに自分の専門外の仕事を頼まれたとしても、それに取組んだことで「経験」となり、自分の領域を拡げ、新たな強みにすることもできると思います
また、期待されている以上、最後までやりきることも重要です
時間がかかるようならば、得意な人を見つけて頼めばいいのです
チームビルディングが得意な点を期待されているのかもしれませんしね
3.大変なのは自分一人ではないと受け入れること
期待以上の成果を出そうとすると、徹夜や土日出勤といった自分の体力と気力を酷使することが必要となることもあります
そのようなときに自分の思考が「あぁ自分は弱い人間だな・・・」と認識することがあります
しかし、つらい思いをしているのは自分だけではないと思うことでだいぶ救われます
私も土日に出勤しなければならない状況になった時、土曜の夜の帰り道(0時を超えてたと思います)、「明日も出勤か・・・」とふと周囲を見渡した時に気付いたことがありました
周りにあったビルの中に、灯りがまだ煌煌と点いているオフィスがたくさんあったことをよく覚えています
「はは、こんな時間なのにまだ働いている人がいるんだ」とはっとしたものです(夜勤のオフィスかもしれませんが・・・)
「大変な状況にいるのは自分一人ではない」
このことに気付いたことで、大変な状況に変わりないはずなのにとても救われた気持ちになりました
4.最後に
これまでコンサルタントが実践している仕事をやり抜くためのマインドセットの一例を紹介してきました
よって、「自分には当てはまらない」という人もいるかもしれません
これは当然だと思っています
人の意識や思考、物事の捉え方は人それぞれ違うからです
少しでも何か思うきっかけになれば幸いです
◆ブログランキングに参加し始めました!
この記事が少しでもお役に立ちましたら、サイドバーにある「ビジネスニュース」に応援クリックをお願いします!
◆Twitterも始めましたので是非フォローしてくださいー!